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沖縄慰霊の日は海には入れる? 旅行前に地元民の伝統と習慣を知ろう

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梅雨も明けて、友達と沖縄旅行することになりました。

6月23日に出発するのですが、その日は沖縄慰霊の日で、沖縄県は休日(祝日)になると聞きました。

観光地やお店も、お休みになってしまうのでしょうか?

沖縄慰霊の日に、海で遊んでいては、やっぱりひんしゅくをかってしまうのでしょうか?

6月23日に、沖縄旅行するために知っておきたい沖縄の歴史や、慰霊祭当日の県内の様子などを調べてみました。

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沖縄慰霊の日とは?

6月23日の沖縄慰霊の日は、太平洋戦争で、沖縄戦が終結した日とされています。

沖縄戦は、太平洋戦争の終盤となる1945(昭和20)年3月26日に、沖縄に上陸したアメリカ軍と、日本軍の3カ月にわたる戦いです。

太平洋戦争では、日本本土に爆弾を落とされて、亡くなった人が全国にはたくさんいます。

しかし沖縄戦は、空からの爆弾攻撃にくわえて、住民が生活するその場所でも、戦いが行われたのです。アメリカ軍が、大砲や銃、火炎放射器などでどんどん攻めてきて、たくさんの住民が巻き込まれました。

沖縄戦では、軍人が足りないという理由で、幼い子どもたちや老人までもが、軍人の代わりに、戦場で日本軍の手伝いをさせられたといいます。

地上戦や、軍人でない一般市民が、日本軍と一緒に戦わされたという悲劇の事実は、太平洋戦争では沖縄戦だけだといわれています。

沖縄戦の終結の日はどんなことが起こったの?

沖縄戦が終わったのは、日本軍のトップだった、陸軍部隊の牛島司令官が自決したとされる6月23日です。

この日に、日本軍の組織的な戦いが終わったといわれているそうです。

アメリカ軍が、沖縄に上陸して3カ月後のことでした。

このわずか3カ月で、日本とアメリカの軍人、沖縄の一般市民をあわせて、約20万人もの死者がでました。

この約半数が、軍人以外の民間人といわれています。

これは沖縄県民の4人に1人が、亡くなったということになるそうです。

沖縄戦が終結した6月23日が、沖縄慰霊の日になっています。

沖縄では公休日に制定されている特別な日で、沖縄戦で亡くなった人たちの霊を慰め、平和を祈る日なんです。

慰霊の日に、観光地もお休みになるの?

6月23日が公休日といっても、官公庁関係と、公立の小・中・高校がお休みになるだけのようです。

一般の企業や、金融関係、郵便局などは普通に営業しています。

公共交通機関も平日ダイヤで運行しているそうです。

多くの観光客も来ていて、観光地や海水浴場なども、通常通りやっているそうです。

沖縄県平和祈念資料館や沖縄平和祈念堂などは、無料で公開しています。

とはいえ、慰霊の日は、沖縄の人にとっては特別な日です。地元の人たちは、この日、どんなことをして過ごしているのでしょう。

慰霊の日、沖縄戦の激戦地といわれた場所の様子は?

慰霊の日の当日は、総理大臣も参列する、沖縄県全戦没者追悼式の式典が、糸満市摩文仁の平和祈念公園で行われます。

糸満市は、沖縄県部南部にあって、沖縄戦で多くの市民が犠牲になった激戦地です。

戦没者をまつる平和祈念公園には、地元の人たちだけでなく、県外からもたくさんの人たちが、お参りに訪れます。

また市内では、午前中から平和祈願慰霊の大行進もあるので、早朝から大渋滞するようです。

県内各地では、どんなことをしているの?

糸満市だけではなく県内各地には、戦没者の慰霊塔があるので、遺族の人たちがお参りしている姿が多く見られるようです。

正午には、1分間ほど、街中で汽笛が鳴り響き、地元の人たちはそれぞれに、黙とうを捧げています。

沖縄で一番の繁華街、那覇市の国際通りは、いつもと変わらず慰霊の日も観光客でにぎわっています。

正午の汽笛が、人々の喧騒でかき消されてしまっても、地元の人が黙とうする姿に気付いた観光客が、足を止めて一緒に手を合わせている光景も見られるそうです。

そうそう、学校がお休みになった子どもたちは、ひめゆりの塔などの戦地巡りや、戦争で亡くなった人たちの名前が刻まれた「平和の礎(いしじ)」を見学して、レポートを書いたり、平和学習をしているそうです。

6月23日、観光するのには支障がないけれど…

大きな追悼式や行進、集会があるのは、糸満市がある沖縄県南部だけなので、道路の混雑もその周辺だけのようです。

混雑時間帯は、午前中と、追悼式が終わって参列者が帰路につく14時すぎぐらいで、それを避ければ大した渋滞はないようですね。

観光地や海水浴場も、それほど混まないみたいです。

でも、この日は、沖縄の人々にとって、忘れられない惨劇があった日として受け継がれてきました。

沖縄はお休みの日になっていますが、地元の人は、静かに喪に服して過ごす方が多いようです。

沖縄戦のつらいできごとを知れば、観光客といえども、大きな声で笑っていられないなと思いますね。

まとめ

6月23日がどんな日かを、しっかり調べると、沖縄旅行への気持ちも、今までにないものがわいてきました。

地元の人たちの気持ちを考えれば、キャーキャー騒いで、海に入って遊んでいるのも、どうなのかなと考えてしまいます。

正午の黙とうでは、地元の人たちと一緒に、平和を祈りたいと思います。

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