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トレッキング初心者が危険から身を守る方法と、覚えておきたい注意点

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山ガールなんて言葉もできるほど、今やトレッキングは、老若男女のアクティビティとして一般的になってきました。

でも、あんまりにも気軽に考えていると、やはりそこは大自然の中でのアウトドアアクティビティなので、危険もつきまといます。

そこで今回は、トレッキング初心者が「危険から身を守る方法」と、ぜひ「覚えておきたい注意点」について、調べてみました。

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初心者が知っておきたいトレッキングの危険性

トレッキングは、登山とハイキングの中間のスポーツです。

登山までの本格的な装備や準備がなくても大丈夫とはいえ、やはり山に入ることには変わりません。

山での過ごし方の基本的な知識がないままに、気軽に行くと、危険がつきまといますので、充分な服装の準備や、食料、コンパス、雨具など、ひととおり準備を怠らないようにするのが前提です。

トレッキング初心者が危険から身を守る3つの心得

トレッキング初心者が危険から身を守るには、次の3つの心得を覚えておくことが必要です。

  1. 登る山の事前情報を知る
  2. 危険対策の把握と準備
  3. 過信しない

初心者は自分の体調や達成感から「まだ行ける!」と過信しがち。

トレッキングは行きの体力よりも帰りの体力がしっかりないと下山にたどり着けません。

過信が一番危険なことなんです。

トレッキング初心者が知るべき3つの危険

まず、山では、1)野生動物と遭遇する危険性があります。

中には凶暴なものもいますし、お腹を空かせているものもいます。

あるいは、人間に怯えて、攻撃をしかけてくるものもいるかもしれませんね。

対処法を知っておくのは、とても大事ですし、安心感につながります。

山では、2)自然環境が急変することがあります。山の天気は変わりやすいとは、よく聞く言葉ですよね。

始まりは晴れて、穏やかだったのに、突然、雨や雷、なんてこともあります。

風、雪、気温の急激な変化など、人間には予測不可能な激変する気象条件に、どのように対応をしたらいいのかを知っておくことは大事です。

さらに、日頃の生活環境とは異なる高度の場所に行くと、3)体調の変化も心配です。

空気の濃度も変わり、温度も変わり、さらに激しい運動によって、疲れや身体異常もあるかもしれませんね。

トレッキング中に野生動物に遭遇したら?

山には、熊やイノシシ、野ザルなど、ペットとは異なる野生動物が生息しています。

彼らの「家」として、彼らが居心地良く過ごしている場所に、私たちの方が、「じゃま」を市に行くのです。

彼らがいるのは当たり前、と心得て、不要に驚かず、慌てず、落ち着いた対処をすることが秘訣です。

熊に遭遇したら?

熊は、春方夏にかけて、九州以外の日本各地に出没すると言われています。

熊と遭遇しないようにするには、熊鈴を持参して、それを鳴らしながら歩くといいと言われています。

それは、熊は用心深いので、人間がいると思ったら、出てこないからです。

よく襲われてしまうのは、熊が突然、人間と鉢合わせをしてパニックすることからなのです。

万が一、熊に遭遇したら、猛ダッシュで逃げるのは、逆効果。

逃げるものは、犬と同様、追いかける習性があるのです。

熊の足は、人間より速いので、逃げても無駄。

叫ばず、冷静に、ゆっくりと、熊の方を向きながら、後ずさってください。

【クマ】日本の危険生物|熊と遭遇した時の対処法『なして ここさ来るって!』
生息地の減少に寄って近年増えつつある熊の被害。山のみならず住宅地で熊に出くわしてしまった事例もしばしば。 そんな緊急時に取るべき行動を紹介してくれています。 (かなりイレギュラーな防御の凄技も炸裂しますが、強靭な佐藤さんだったからこそのミラクルですね) しかしながらどの方法も必ずしも万全な対策とは限りません。熊の...

熊が苦手な香辛料の成分が入っている熊用の撃退スプレーを持参するのも一案です。

10m弱、離れた熊に噴射しても有効なものがあるようです。

スズメバチに遭遇したら?

スズメバチは春から秋に活動しますが、秋はとくに活発に動き回るので要注意です。

黒い生地の服、香水は攻撃対象になってしまいます。

香水だけではなく、香りの強い柔軟剤で洗った服や整髪料も気をつけてください。

また、ランチでビールなどアルコール飲料を飲むとその糖分のニオイでハチが寄ってくることもあります。

もし遭遇したら、叫ばず身をかがめてゆっくりとその場を離れましょう。

手を振り回したり騒ぐとハチを興奮させてしまいます。

トレッキング中に自然環境が急変したら?

山の天気は急変するのが当たり前。

そう心得ておいたほうが良いくらいに、朝、晴れていても、突然雨が降ったり、冬だと雪に見舞われたりするのです。

天気予報もあてにならないものですが、もちろん事前に確認するのは怠らず、それでも、万が一のときのことを予測して、準備しておくのが懸命です。

雷が鳴り始めたら

積乱雲を見つけ、遠くでゴロゴロ鳴り始めたらすでに今いる場所は落雷域に入っています。

まずは、「木の下に行かない」ことが重要です。

建物があれば入るのが良いですが、その場合は壁から離れましょう。

無い場合、岩陰や洞窟の中に入るか、木から4mほど離れた所でしゃがみます。

しかし、そこで寝転がったり手を地面についてはいけません。

地面には電流が流れていますので、雷の影響を受けてしまいます。

雷から身を守るには、足を広げずにしゃがみ込み、かかと同士をつけてつま先立ちをします。

それは、電流を上半身へ流さないため。

落雷の轟音を防ぐために耳は両手で塞いでおきましょう。

山が噴火した場合

活火山をトレッキングするなら、気象庁の火山登山者向けのホームページがありますので、参照して行くようにしましょう。

ハザードマップ、防災用ヘルメット、ゴーグル、防塵マスクの常備が必須です。

山で起こりうる体調の悪化への注意点とは?

どんなに体調万全でのぞんでも、山に入って気圧や空気の濃度が変わると、予想もしない体調不良に見舞われることはあるものです。

そんなとき、防ぎ方、治め方をしっていると、気持ちが安心ですね。

熱中症の気配がしたら

暑くて、気持ち悪い…と感じた時は、もう熱中症になりかけている場合があります。

木の下など、日陰を見つけて、おとなしく横になりましょう。

脇に保冷剤をはさむなど、体温を下げて、水分と塩分の補給が必要です。

足がつったら

普段山歩きしない人がいきなりトレッキングをすると、足がつることもあるでしょう。

日頃、いくら平地をジョギングなどしていたとしても、山道はまた別物です。

まずは腰を下ろして休み、水分や塩飴を摂取。

落ち着いたところで、ストレッチなどをして、筋肉に酸素を送り込むとよいでしょう。

ただし、一度つった足は、またつりやすくなりますので、無理をせず、途中で切り上げるのも一案です。

高山病にかかったら

高所に登るにつれ、吐き気や頭痛、息苦しさ、心拍が早くなるのが高山病の症状です。

高い山に登ることがわかっている場合は、携帯酸素スプレーを常備しましょう。

頭痛がとれなくなってきたら、すぐに下山をすること。

無理は禁物です。

低体温症にかかったら

山の天候は変化しやすく、真夏でも高所は寒くなることがあります。

万が一、ゲリラ豪雨にでもなったら、水で身体が冷え、体温が急激に下がるもの。

雨風を避けられる場所まで行き、じっと休むことです。

万が一、遭難した場合

登山届を出さずに山に入る方がいますが、未届けだと遭難時の初期捜索のスピードが変わります。

面倒くさがらず登山口で必ず提出しておきましょう。

万が一、遭難したかもという場合は、山をやみくもに下る考えは危険です。

ルートから外れて入り組んだ窪地に行き着いてしまったり、捜索されにくい藪地に入る可能性があります。

とにかく登ってでもルートまで戻りましょう。

もしくはひらけた尾根まで行きましょう。携帯も使用できる可能性も高まります。

まとめ

トレッキングは山の中で行うアクティビティ。

野生動物との遭遇、自然環境の変化、体調の変化などで、思いがけない危険がつきまといます。

初心者の場合は、まずは知識を蓄えて、そして十分な準備をして出かけましょう。

くれぐれも自分を過信せず、謙虚な気持ちで自然と向き合うことで、楽しくトレッキングを満喫することができますね。

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