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水の飲み過ぎでお腹が痛い&下痢。水中毒の原因と対処法

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猛暑日が続くと、汗をかいては水を飲み、の繰り返し。

でも、水の飲み過ぎで、気がついたらお腹が痛い、下痢までしちゃって…。

何でも飲めば良いのではなくて、「水中毒」というのに気をつけないといけないんですね。

飲み過ぎでお腹が痛くなったり、下痢したりする理由や、水中毒の原因と対処法について調べてみました。

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水の飲みすぎでお腹が痛い&下痢はなぜ?

「水を飲み過ぎるとお腹が痛くなるわよ!」「水を飲み過ぎると下痢しちゃうわよ!」

そんなことを昔から母や祖母に言われて育ったものです。

実際に、冷たいものばかり飲むと、そうなるのですが、そのとき実際、身体の中では何が起きているのでしょうか?

下痢は、腸の運動が過敏になることで起こります。

水を一度に沢山飲むと、腸へ流れ込む水分も大量になります。

すると、本来、腸では水分が吸収されるはずですが、それが追いつかず、液状の便が排出されてしまう、というわけです。

このとき腸が激しく動くことで神経が刺激され、痛みを感じます。

冷たいものが流れこんできたり、身体が冷えることでも、腸が過敏に動く刺激になるんだそうです。

これが下痢のときの腹痛の正体です。

水を一度に沢山飲まないこと、冷た過ぎるものを飲まない、お腹を冷やさないことは、基本中の基本なんですね。

夏の水分補給。飲み過ぎの水中毒に注意!

とはいえ、夏は汗もたくさんかきます。

夏バテや熱中症対策にも、水分補給は不可欠ですよね。

脱水症状を予防するのに、水はたくさん飲まないと…と思いがちですが、でも水の飲みすぎも注意が必要なわけです。

水を間違った量、間違った方法で飲んでいると、「水中毒」になってしまうこともあるんです!

水中毒とは?

過剰な量の水分を摂ることによって起こる、中毒症状のこと。

ただの水ばかり大量に飲んでいると、腎臓で処理できる水分量を超えてしまいます。

そして、体内のミネラルバランスの調節が上手くいかなくなり、バランスが崩れてしまいます。

汗って、少ししょっぱいですよね。

体液は、水と多少の塩分(ナトリウム)で成り立っているのです。

水を大量に摂取して、ナトリウムを摂らないでいると、体内のナトリウムが薄まって、低ナトリウム血症になります。

むくみが出て、頭痛や倦怠感から、嘔吐やけいれんが起きる。

さらに重症になると、昏睡や最悪、死に至ることもあるのです。

たくさん汗をかいたり、下痢や嘔吐により、急激にナトリウムが失われているときに、水を一気に大量に飲むと、水中毒が起こりやすいようです。

脱水のときに水、と教わりますが、本来は水と塩分が両方必要なんですよね。

点滴で注入するのは、体液に近い生理食塩水。まさにその論理なんです。

汗をたくさんかいたはずなのに、なんだかむくんでいるし、頭が痛い…なんて時は、水中毒になっていないか、注意した方が良いかもしれません。

水中毒にならないためにはどうしたら?

水分補給の適量を知る

1日に飲む水の量は、体重1kgあたり、30~35mlが目安となります。

体重50kgの方なら、1500~1750ml。

もちろん、沢山汗をかいたときなどには増やしたり調節しましょう。

水中毒にならないためには、ただの水ではなく、

「失われたナトリウムも一緒に」

「少しずつ、こまめに何度も」 摂ることがポイントです。

体感的には、のどが渇いたと感じたときに、都度ちびちびと飲むのが良いようです。

経口補水液を飲む

熱中症にはスポーツドリンク系がいいよ、という話はよく聞きますが、添加物が含まれているので、お腹が痛いときや腸が弱って下痢気味のときには避けたいですね。

そんな時におすすめしたいのが、経口補水液

経口補水液は、ナトリウムを多く含み、吸収されやすい配合がされています。

屋外での作業やスポーツなど汗をかく予定があるときは、あらかじめ用意しておくと良いでしょう。

市販品もありますが、実は簡単に手作りも出来るんです!

水1リットルに対して、砂糖小さじ6(18g、または大さじ3)と塩小さじ1/2(3g)を溶かすだけ。

飲んでみると、かなりしょっぱい味がします。

さらに、これにクエン酸をたっぷりと含むレモン汁を入れるのもいいそうです。

とくに脱水時には水分補給として優秀なので、季節を問わず覚えておくと役に立ちます!

水中毒になってしまったら…?

もうすでになってしまったとしたら、急激なナトリウムの補給など、やってはいけないこともあります。

塩分制限や、水分制限のある方は、とくに医師と相談してからにしましょう。

また、食中毒が原因の下痢で脱水が起こっていたり、普段飲んでいる薬など、他の原因が隠れていることもあります。

素人判断は時として危険につながることもあります。

気になる症状が続くときは、まずは病院へ行くように心がけてくださいね。

まとめ

熱中症予防にも大事な水分補給。

水なら安全、そして美容やダイエット目的でも多くとったほうが良いと思っていましたが、何事も過ぎてしまえばやっぱり毒になってしまうんですね。

適量を知る、あるいは吸収の良い経口補水液を作って飲むなど、工夫をしながら、脱水を避けるようにしたいもの。

ただでさえ、暑さに負けそうになる時期ですが、不快な症状を予防して健康に楽しく夏を乗り切りたいと思います!

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