• このエントリーをはてなブックマークに追加

彼岸花の毒で出る症状や危険は?球根の湿布は奇跡の効用って本当?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

秋のお彼岸、9月中旬を少し過ぎたあたりから、開花の時期を迎える彼岸花(ヒガンバナ)。

別名を「曼殊沙華(マンジュシャカ)」と言い、赤くて綺麗ですが、実は彼岸花には毒性があるってご存知でしたか?

あんまり危険性を言われることはないし、実は薬にもなるというし、毒があるってにわかには信じがたいですね。

そこで、彼岸花の毒で出る症状や危険性、それから球根の湿布は奇跡の効用があるとも言われる理由などを調べてみました。

スポンサーリンク

彼岸花の毒で出る症状や危険は?

彼岸花は、9月の中頃、お彼岸の時期になると咲く、とても特徴ある花。

夏の終わりから秋にかけて、茎だけがにょきにょきと伸びてきて、花弁のない、真っ赤な「花」を咲かせます。

極稀に、白いものもあるようです。

別名で、リコリスとか曼珠沙華とか呼ばれています。

ヒガンバナ(彼岸花、学名 : Lycoris radiata[1])は、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草である。

クロンキスト体系ではユリ科。

リコリス、曼珠沙華(マンジュシャゲ、またはマンジュシャカ サンスクリット語 manjusaka の音写)とも呼ばれる。

学名の種小名 radiata は「放射状」の意味。
Wikipediaより)

彼岸花の毒で出る症状

彼岸花は、全草有毒(ぜんそうゆうどく)と言って、彼岸花すべての部分(花、球根、茎、葉)に毒が含まれています。

その毒とは、アルカロイド系の毒で、とくに多く含まれているのは、リコリンと呼ばれているもの。

全草有毒ではあるのですが、一番毒を含んでいて気を付けなければならないのは、球根の部分です。

彼岸花の毒による症状

リコリンは、体内に入ると、腹痛、下痢や嘔吐を引き起こし、体内に入った量によっては、呼吸困難や神経麻痺になり、死亡に至るケースもあります。

「体内に入る」とは、口から食べる、ということを意味していますが、敏感な子供などは、触った手を舐めたり、洗わずに手づかみで何かを食べたりしても、毒による症状を見せることがあるそうなので、気をつけたいもの。

肌の弱い人は、彼岸花の茎から出る汁に触れるだけで、皮膚炎になる場合もあるようです。

彼岸花の毒の危険性

死亡に至るケースもある、というと、とても大げさに聞こえますが、リコリンの致死量は、10グラム。

一番毒の強い球根を1つ丸々食べても、0.15ミリグラム程度のリコリンにしかなりませんので、死亡にいたるケースはほぼ無いと思っていいでしょう。

彼岸花の毒は、水溶性ですので、手を水で洗うだけで、十分な対処法となります。

自分できちんと対処できたかどうか心配な場合は、病院に行くことをおすすめします。

球根の湿布は奇跡の効用って本当?

一番毒性の強いという球根ですが、口から食べてしまうと毒にやられてしまいますが、実は、「薬」として活用することができるという、不思議な性質も持ち合わせているんです。

球根には炎症を抑える作用があり、すりつぶしたもの(石蒜:せきさん)を湿布薬として使う事によって、肩こり、乳腺炎、むくみ、関節痛を改善する効能が期待できると言われています。

また、彼岸花の球根と唐胡麻(とうごま)を同じ分量すり合わせたものを湿布薬として足の裏に貼ると、お腹や膝にたまった水が抜けると言われています。

唐胡麻にもデトックス作用があるそうで、合わせることで、よりパワーが増すのですね。

足裏療法のやり方は、動画もいくつか出ているようです。

ただしこれらは民間療法ですので、すべての人に効くかどうかは、分かりません。

球根をすりつぶすときは、くれぐれも口に入れない、肌が弱い人は手袋をするなど、直接、触らないということを心がけてください。

※参考動画

球根は実は食べても栄養源に!? 毒は大丈夫なの?

彼岸花の球根には毒があるので食べないでください!と言ってきましたが、その毒を球根から抜けば、実は食べられるようになるんだそうです。

えー、怖い~って感じですが(笑)、かつての食糧難の時代や、コメ不足で飢饉の時などには、食料として利用されていたとか。

球根をすりつぶしたものを、水に数時間さらすと、毒は水溶性なので、ほぼ抜けてしまいます。

念を入れて鍋で煮込んだ後、天日干しで乾燥させて、粉状にしてたものを調理に使って食べたのだそうです。

球根に多く含まれているデンプンが、スタミナを支える大切な栄養源となっていたんですね。

毒が完全に抜けていなければ、中毒になってしまうデメリットがありますので、今は食料も豊富にありますから、食べない方が良いでしょう。

まとめ

秋の風物詩でもある彼岸花には、全部分に毒があり、一番多く毒を含んでいるのは、球根です。

万が一中毒になると、体調が悪くなり、嘔吐、吐き気、毒の摂取量によっては、呼吸困難などにより、死亡にいたるケースもあります。

ただ、中毒になるのは、彼岸花を口にしてしまった時だけで、食べなければ、中毒にかかることはありません。

民間療法ではありますが、球根をすり潰したものを、足の裏に貼る事で、膝やお腹にたまった水を外に出す効果が期待出来たり、湿布薬として使う事で、炎症、むくみ、関節痛を抑える効果が期待できるのだそうです。

もし近所に彼岸花が咲く場所があるならば、子供には毒のことを教えておいた方が良いでしょう。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク