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残ったカレーの安全な保存方法。冷凍か常温か? 美味しい温め方は?

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みんな大好きカレー。リクエストも多く度々作るのですが、作る側としては一度に沢山作りたいところ。

すると、何日もカレーが続いて結局飽きられてしまう、なんてことになります。

残ったカレーの安全な保存方法はないものか? 冷凍か常温か、どっちがいいの?

美味しい温め方はどんな方法があるんだろう?

何かコツがあるのかなと思い、良く行くカレー屋さんのご主人に教えてもらってきました!

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残ったカレーの常温保存は危険?

カレーはスパイスが沢山使われていて味も濃く、しっかり煮込んで火が通っている料理だから食中毒とは無縁、思いきや食中毒が起こることがあります。

その正体は「ウェルシュ菌」。

ウェルシュ菌は、熱に強い芽胞を作るため、他の菌のように加熱によって殺菌することが出来ません。

また、酸素を嫌う性質があるので、カレーやシチューのように大鍋で煮込む料理で起こりやすい特徴があります。

好発温度は20~55℃で、最も活発になるのは40~50℃といわれています。

カレーのようにトロミのついた料理では、温度が下がりにくく、最も活発になる温度が長く続くことで菌が増殖し、食中毒が発生してしまいます。

そして酸素を嫌う環境で増えるので、調理する時には良くかき混ぜて空気に触れさせることが大事です。

つまりウェルシュ菌は、

  1. 「調理したものはなるべく早く食べること」
  2. 「菌の繁殖しやすい温度帯をなるべく短くすること」
  3. 「しっかり空気に触れさせること」

で予防できます。

ちなみに症状は、6~18時間の潜伏期間を経て、発症すると1~2日間、腹痛や水のような下痢が起こり、その後自然回復します。

食中毒としては軽めで収まるようですが、やはりこのような症状は避けたいものです。

また、口をつけた箸やスプーンを戻し入れないこと。

他の雑菌や食中毒菌により、腐敗や別の食中毒につながります。

保存する前には必ず加熱し、殺菌してから保存しましょう。

残ったカレーの上手で安全な保存方法は?

とはいえ、大鍋でいっぱい作ることで美味しくなるカレーは、必ず、と言っていいほど残るものですよね。

では、残ったカレーはどのように保存したら危なくないのでしょうか?

そして、温めた時にも、どうしたら美味しくいただけるのか?

2つの方法を教えてもらいました。

残ったカレーの「冷蔵」保存

普通の冷蔵庫に入れて保尊する「冷蔵保存」では、2~3日が目安です。

そして、10℃以下になる冷蔵庫で保存することが秘訣。

ということは、鍋のままではなかなか温度が下がりにくいので、少量でなければやめておきましょう。

量が多ければ底の浅い容器に移したり、ジップロックやタッパーなどに小分けにすると、温度が下がりやすくなります。

ここでのポイントは、清潔な容器に移し替えること

ガラスやホーロー製なら、においも付きにくく、温度も下がりやすいのでおすすめです。

早く温度を下げること、空気に触れる面積を増やすことでウェルシュ菌対策に効果的です!

残ったカレーの「冷凍」保存

すぐに食べないのであれば、やはり冷凍保存が最もおすすめです。

冷凍保存の場合は1ヶ月くらいなら美味しさもそのままに保存が可能。

ただし、それを過ぎると、油分が酸化したりすることで風味が落ちてしまうようです。

ここでのポイントは、根菜類はつぶしてから冷凍すること。

じゃがいもは冷凍することで水分が抜けてしまい、食感がボソボソと悪くなるんです。

料理好きな主婦の皆さんならば、きっとご経験おありですよね。

なので、全体をミキサーやブレンダーで、ペースト状にして冷凍するのもいいんですって。

根菜のぼそぼそもそれで気にならなくなるし、滑らかな触感が、また違った料理として楽しめそう。

そのままカレーベースとして他の料理に使うのも良さそうですよね。

薄めて、カレースープにもなりそう。いろいろとアイディアが広がります。

冷凍の仕方は、ジップロックに薄く広げて入れて、金属製のバットなどに乗せて冷凍するのがコツ。

金属は熱伝導が良いので、急速冷凍に近くなり、美味しいまま保存することが出来ます。

もちろん冷蔵庫に急速冷凍の機能がついている場合は、ぜひ使ってくださいね。

これは他の食材や料理にも使える裏ワザです。

保存したカレーの美味しい温め方は?

冷凍の場合は冷蔵庫で解凍し、その後鍋で温めるのが一番良いようです。

冷蔵にしても冷凍にしても、冷えるとぼったりと固まっていて温めにくいのですが、厚手の鍋で、とろ火~弱火で良くかき混ぜながら、じっくり火を通すのが一番美味しく頂ける方法です。

トロミがついているので均等に火が入るように、ウェルシュ菌が嫌う酸素を混ぜることにもつながるので、底から良くかき混ぜながら火を入れるのが良いんですって。

冷えて固まったカレーをゆるめるために加える水分ですが、ただ水を加えるだけだと味が薄まってしまいます。

そこで、ただの水を加えるより、コンソメやかつおだしを溶かした水で伸ばした方が味も薄まらずに旨味がプラスされて美味しくなるんだそう。

加える水分をトマト缶や牛乳、豆乳などにしてもまた一味違って楽しめるとのこと。

いつものカレーにもバリエーションが増えますね!!

電子レンジは手軽で良いのですが、温め中に大きく切ったジャガイモやニンジンがはじけることがあります。

また、食中毒予防の点からしても温めムラがあるもの心配です。

時間がかかっても鍋でじっくり火を入れた方が美味しく食べられそうです!

冷凍したカレーならば、いろんな料理のバリエーションにも使えます。

ひき肉を炒めながら加えれば、ドライカレーにもなりますし、出汁で伸ばせばスープカレーにも!

せっかくですから、いろんなカレー料理に挑戦してみましょう!

まとめ

カレーは気軽に作りやすいし美味しいけど、保存方法には気を付けなければいけないこともあったんですね。

すぐに食べるなら、小分けにした上で冷蔵保存。

しばらく食べないならば、やっぱりちゃんと冷凍保存。

ペースト状にして保存すると、いろんな料理に使えて面白いなあ、と思いました。

温めるときのちょっとした工夫で、また一層美味しくなると聞いたので、次はぜひ、やってみようと思います!!

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