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ファーストペンギンの意味や語源とは? 朝ドラでも有名。どう使う?

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皆さん、ファーストペンギンなる言葉を、聞いたことはありますか?

NHKの朝ドラや、東京都の小池知事が会見で使ったりと、にわかに話題になっていますね。

でも、この言葉の意味や、語源については、よく知らないかもしれません。

また、ファーストペンギンと言われている有名人には、どんな人がいるのでしょうか?

調べてみると、大変勉強になりました。

この記事を読んで、あなたもファーストペンギンを目指してみてください。

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ファーストペンギンの意味と語源

まず、ファーストペンギンという、言葉の意味についてです。

これは、ビジネス界で、「開拓者」「先行者利益」「リスクを恐れずに挑戦する者」といった意味で、使われています。

なぜ、ファーストペンギンが、このような意味をもつのでしょうか。

それは、この動画をみると、よくわかります。

YouTube ファーストペンギン

いかがでしたか?

最初、ペンギンたちは海の様子をみていて、なかなか飛びこみませんね。

なぜなら、海の中にはシャチやサメなどの肉食獣がいて、ヘタに飛びこむと、食べられてしまうかもしれないからです。

かといって、海に入らないと、エサの魚がとれません。

でも、とうとう最初のいっぴきが、勇気をだして海に飛びこみます。

すると、他のペンギンたちも、つぎつぎと、海に飛びこんでいくではありませんか!

このように、命の危険があるにもかかわらず、真っ先に海に飛びこんでいく、ファーストペンギンのような勇敢さをもった人たちに、この言葉が使われるようになりました。

ファーストペンギンと「あさが来た」

この“ファーストペンギン”という言葉を、一躍有名にしたのが、2015~16年にかけて放送された、NHKの朝の連続テレビ小説、「あさが来た」です。

平均23.5%という、非常に高い視聴率を記録したということで、ご覧になったみなさんも多いことでしょう。

このドラマのヒロインは、白岡あさ。

大阪を拠点に活動した、明治時代の実業家で教育者の、広岡浅子がモデルになっています。

男社会の炭鉱ビジネスに飛びこみ、女性実業家のさきがけとして、バリバリ働くあさ。

その様子を見た、イギリス帰りの実業家、五代友厚は彼女のことを「ファーストペンギン」と呼びます。

実際、あさはその後も、銀行、生命保険会社、さらには女子大を日本で初めて作り、女性起業家のパイオニアとなりました。

まさに、ファーストペンギンと呼ばれるにふさわしい、偉大なる女性ですね。

小池百合子都知事と、ファーストペンギン

さて、今年に入ってまた、この言葉がブームとなりました。

それは、東京都の小池都知事が使ったからです。

小池都知事が当選後、初登庁したとき、出迎えにきたのはたった3人の議員だけでした。

それで、都知事は、まっさきに出迎えたその議員たちの、勇気をたたえて「ファーストペンギンになってくれた」と述べました。

都知事はその後も、機会あるごとに彼らのことを「ファーストペンギン」と呼んだので、この言葉はマスコミで、たびたびとりあげられました。

ファーストペンギンと言われている実業家たち

さて、ファーストペンギンと呼ばれるにふさわしい、有名人には、ほかにもどんな人がいるのでしょうか。

たとえば…

ビル・ゲイツ

マイクロソフトの創業者として有名な、ビル・ゲイツ。

まだコンピュータが、電子計算機の一種でしかなかった1970年代から、プログラムの開発をはじめ、ビジネスパートナーとともにマイクロソフトを創業。

1980年代にはMS-DOS、1990年代にWindowsと、ベストセラーとなるOSを次々と開発。

マイクロソフトを、世界最大のソフトウェアメーカーへと、成長させました。

そのように、ライバルのまだ少ない、コンピュータ創成期にプログラミング事業を確立した、“ファーストペンギン”と言える彼の姿勢が、1994年から2006年まで、驚異の13年連続の長者番付世界一! という結果につながったのです。

ビル・ゲイツは大富豪となったのち、夫人とともに財団を設立、現在はビジネスの世界を退き、世界一の慈善活動家として知られています。

スティーブ・ジョブズ

アップルの創業者として有名な、スティーブ・ジョブズ。

わたしたちが今手にしている、iMac, iPod, iPad, iPhoneなど、数々の革新的な製品をうみだしたのは、彼が創業にかかわった”Apple”社です。

彼はCEO時代、年間1ドルの給与しか受け取らず、「世界一給料の安いCEO」とも呼ばれていました。

個人の利益よりも、企業の利益を、徹底して追及していたのですね。

彼の残した、数々の名言のひとつに、このようなものがあります。

「ただお客さんの望みを聞いて、それを与えようとしてはいけない。望みどおりのものを作る頃には、お客さんは別の新しいものを欲しがるだろう。」

ユーザーの要望よりも、常に一歩進んだものを考え、発明を続ける彼の姿勢は、まさに“ファーストペンギン”と言えるものでした。

孫正義

さて、和製“ファーストペンギン”と言える起業家がこの人、孫さんです。

彼が1981年に創立した「ソフトバンク」は、ヤフージャパンの設立、スカパー設立、インターネットプロバイダのヤフーBB、プロ野球チームの買収、と、常に業界で新しいことを、真っ先にはじめてきました。

さらに、2004年には携帯電話事業に参入します。

ライバル2強を相手に、様々なキャンペーンや設備投資により奮闘、携帯電話新規契約数純増26カ月連続トップを記録するなど、一時は業界トップに躍り出ました。

iPhoneを日本で最初に扱ったのも、孫さんのソフトバンクでしたね。

2013年には米国通信事業第3位のスプリント社を買収することで、日本企業として初めてアメリカの通信事業にも参入、同社の経営改善に取り組んでいます。

あなたもファーストペンギンになれる?

さて、ファーストペンギンについておさらいしてみましょう。

・ファーストペンギンとは、群れのなかで真っ先に飛びこむ、勇敢なペンギンのこと。

・ビジネスの世界では「開拓者」「先行者利益」「リスクを恐れずに挑戦する者」といった意味がある。

・「あさが来た」や、小池都知事のおかげで、有名になった言葉。

・ファーストペンギンと言える有名人として、ビルゲイツやスティーブジョブズ、孫正義が挙げられる。

ということでした。

あなたも今いる世界で、ファーストペンギンになれるでしょうか?

勇気を出して、最初に飛びこむファーストペンギンは、後から飛びこむどのペンギンよりも、たくさんのエサをとれます。

人とちがうことでも、勇気をもってトライしてみれば、あなたもファーストペンギンになる道が、ひらけるかもしれませんよ。

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