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ぜんざいの由来や意味は仏教から? お汁粉との違いは何?

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甘い小豆とお餅の組み合わせが、甘味好きにはたまらない「ぜんざい」。

先日、和菓子屋さんで「善哉」という言葉を見かけました。

どんなお菓子だろう?と思って聞いてみたら、「ぜんざい」のことでした。

そこで「ぜんざい」に「善哉」という漢字が使われていることを、恥ずかしながら初めて知りました。

そもそも、お汁粉との違いすら、よくわかってないんですよね(汗)。

調べてみると面白いことが分かったので、まとめてみました!

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ぜんざいとは、どういう料理?

ぜんざいとは、「小豆を砂糖で甘く煮た食べ物のこと」だそう。

とてもシンプルですね。

歴史は古く、室町時代ごろにはぜんざいの原型となるものは作られていたんですって。

そして、江戸時代中期にはほぼ現在のぜんざいと同じような形で食べられていたとのこと。

なんと、10月31日が「出雲ぜんざいの日」に制定されていたり、また「日本ぜんざい学会」なるものまであるそう。

調べてみれば、ますます興味深い!

ぜんざいの由来は?

諸説あるようなのですが、ここでは有力な説を二つご紹介いたしますね。

仏教用語から

その昔、初めてぜんざいを食べたお坊さんがあまりのおいしさに「善き哉(よきかな)」と叫んだことから「善哉(ぜんざい)」と名付けられた説。

この「善き哉」は仏教を始めたブッダが弟子を褒めるときに使ったといわれる言葉です。

また、これは普通の人間を褒めるときに使う言葉ではなく、神様が人間を褒めるときに使うような特別な褒め言葉だったとか。

ブッダが使っていたのはサンスクリット語だったので、仏教が中国に渡った時に漢字に訳したときにあてられたのが「善哉」という言葉でした。

ちなみに、その最初に食べたと言われているのが一休宗純さん。

なんと、アニメでおなじみの「一休さん」のモデルになったお坊さんなんですって。

お砂糖が貴重だったころの人々にとっては、とんでもない贅沢品だったことでしょう。

そんな尊い言葉をあてたくなるほどの美味しさだったに違いないですね!

出雲に関係あり

もうひとつは、島根県にある出雲大社に関係しているという説。

昔から旧暦の10月に日本中の神様が出雲大社に集まって会議をするといわれています。

そこで行われる神事「神在祭(かみありさい)」で振る舞われるのが「神在餅(じんざいもち)」。

その「じんざい」が訛って「ぜんざい」になったといわれています。

神在餅は、お供えもののお餅を小豆と煮たもので、ぜんざいとそっくりなんですって。

また、江戸時代初期の文献にも、神在餅は出雲の国から始まったものという意味の記述があるそうです。

仏様から始まったとされる説と神社の神様から始まったとされる説。

どちらが本当なのでしょうか。

どちらにしても、美味しいことには変わりありませんね。

ぜんざいとお汁粉の違いは?

ぜんざいとおしるこ。

大きくくくれば、どちらも「甘く煮た小豆に、お餅を入れたもの」なのですが、どう区別しているのでしょうか。

イメージ的には水分のあるなしが関係しているのかな、と思っていました。

気になって調べたところ、驚きの事実が!

地域よって少し異なる部分もあるようですが、大まかにまとめてみるとこんな感じになりました。

関東では汁気がないのが「ぜんざい」

汁気のあるもの=おしるこ、また、粒あんのものを田舎汁粉、こしあんのものを御前汁粉と分けることも。

汁気のないもの=ぜんざい

関西では、その真逆!?

汁気のあるもの=ぜんざい

汁気のないもの=おしるこ

または、

粒あんで汁気のあるもの=ぜんざい

こしあんで汁気のあるもの=おしるこ

汁気のないもの=亀山や金時 と呼び分けることもあるようです。

沖縄ではまた別物に変身

沖縄県で「ぜんざい」というと、砂糖や黒糖で甘く煮た金時豆にかき氷をかけたもの、を指すそうです。

また、宮古島には宮古あずき(黒ササゲ)を使った「宮古ぜんざい」というものもあるんですって。

かき氷と組み合わせるところがなんとも南国沖縄らしいですね。

また一味違った独自の進化を遂げています。

関東と関西では逆になるなんて、東西に長い日本ならではでしょうか。

本当に面白いですね。

また、北海道では特産の小豆とカボチャをつかった「おしるこ」も昔から食べられていたそうです。

地域性もあって、ますます興味深いですね!

まとめ

いつも手軽に美味しく食べていたぜんざい。

調べてみたら意外と奥深くてびっくりしました。

これからはこんなに美味しいぜんざいを普通に食べられることに感謝しながら、頂きたいと思います!

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