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節分お化けとは?京都、新地、花街で芸者が化ける!?

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人はたくさんの変化や驚きを求める生き物です。お化けも人間の概念の中の一つと言われています。

「何かに変身して災いから逃げたい」そんな人の心から生まれた日本の風習があるのをご存知でしょうか?その名も「節分お化け」です。

今でこそハロウィンが日本のイベントに定着しつつありますが、節分にも仮装をする地域があるとのこと。

節分お化けとは何なのか?花街との関係、各地の節分お化け事情を調べてみました。

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節分お化けって何?

節分お化けとは、旧暦の大晦日、主に立春を迎える前の日に地域で集まり、寺社へ行き、新年の参拝をして厄を祓う儀式でした。

昔は年齢によって髪型が決まっていたこともあり、髪型を変えるだけでも「髪で化ける」とされ、「お化髪(け)」と解釈されていたようですよ。

昔の節分お化けの仮装って? 化け方の2つのルール

簡単に言えば「節分の日に仮装する」ということに間違いはありません。

ですが、昔の節分お化けには「化け方」に独特なルールがありました。

違う年齢に見せる

赤ちゃんをおばあちゃんにしてみたり、おじいいちゃんを小学生にしてみたりという見た目の老若を逆さまにする仮装です。

昔は幼い女の子の髪型を大人に見せるため、島田結にしたりしていたそうです。

きっと大人になった気がして当時の女の子は嬉しかったでしょうね。

違う性別に見せる

男性は女性に、女性は男性に見えるように仮装することです。

いわゆる異性仮装です。

節分お化けの由来

節分お化けは江戸時代の末期から民衆の間で自然発生した儀式です。

その昔、吉原や北新地などの繁華街を中心に定着していた参拝儀式でしたが、現代では仮装と言えばハロウィンが台頭となり、節分お化けは今では目立たなくなってきた行事です。

昔は季節の節目には福がやってくるが、反対に悪事を引き寄せる鬼もやってくると信じられていました。

立春や冬至などの節目にも「これから何事も無いように」と厄除けを願う行事が日本にはとても多く存在しています。

鬼を惑わして免れようとするために生まれた2月の節分行事、これが節分お化けの由来となっています。

近年の節分お化け事情

私の知り合いに繁華街に勤めている女装家の方がいまして、その方がこうおっしゃっていました。

「ハロウィンなんてかわいすぎるからあたしたちには似合わないのよー!あたしたちは妖怪で充分なのぉー!」ということでした。

このときに節分お化けは洋風では無く和風なんだと知りましたね…。

私は地方住まいなので知らなかったことですが、この2月の節分お化けの仮装行事は、日本の名だたる繁華街が中心となって今もなお行われています。

主に芸者やホステス、LGBTの方々が中心となって異性装や和テイストな仮装をすることが主流です。

年々みなさんのコスプレ度合いも凄まじくなり、クオリティもさまざまで個性が爆発しています。これぞザ・日本というものを感じますね!

京都の節分お化けが有名

京都と言えばやはり風光明媚な嵐山…の風景を思い浮かべますが、電車の窓をふさいでしまい、中から外がいっさい見えないようにした怪しい電車が走ります。

それは妖怪だらけの「妖怪電車」なのです。

こわーい妖怪に扮して普通に妖怪が乗ってくるので、小さいお子さんにとってはなかなかの恐怖です!

大阪・新地の節分お化け

高級クラブが多い大阪の北新地では、堂島薬師堂節分お水汲み祭が有名です。

北新地のホステスさんがさまざまな仮装をしてパレードをします。

お店ごとに競い合うように仮装をするので、ここは手腕の見せ所なのでしょうね。

パレードでは花魁姿がとくに華やかで、外国の方の評判も良いと聞きます。

四谷の節分お化け

四谷の節分お化けの特徴は楽器演奏、それも勇壮に太鼓を叩き、練り歩くというお祭りです。

頭に白狐の仮面を付けたり、昔ながらのちんどん屋さながら、軽快なリズムで町を彩ります。

もちろん豆まきも忘れませんよ。

節分お化けは見るだけじゃなくて参加しよう!

節分お化けは誰でも参加できます。

「江戸吉原節分お化け祭り仮装コンテスト」をご存知ですか?古典的なお化けの形にとらわれず、自由な発想であなただけのお化けになってみましょう。

コスプレ市場も相まって、毎年みなさん、うなるほどの出来栄えです!

まとめ

節分お化けとは、

・節分の時期に厄払いを目的とした仮装を行う日本の風習

節分お化けは全国的に知名度が低いですが、日本のカルチャーであるコスプレとほどよくミックスされて、これからも盛り上がっていくイベントだと感じます。

各地の節分お化け、堪能してみたいですね。

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