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立春に寒波の来る確率は? 立春とはいつ? 寒さはいつまでが普通なの?

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「立春寒波」なることば、みなさんは耳にしたこと、ありますか?

“春”という字と“寒”という字が、同時に入っています。

どういうことでしょう!?

じつはこのことば、2018年にできた、新語なのです。

立春とはいつ?

立春に寒波の来る確率は?

寒さはいつまで続くのが普通?

そんな、季節の変わり目について、調べてみました。

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立春とは?

立春というのは、もともと中国で考案された、二十四節気(にじゅうしせっき)のなかのひとつ。

一年で一番日が短い「冬至」と、昼と夜の長さがほぼ同じになる「春分」の、真ん中にあたる日で、毎年だいたい2月4日が立春になります。

しかし、2月4日というと、まだまだ寒いさなか…なのになんで立“春”なの?

と、思いますね。

じつは、立春というのは、「春になった」ということではなく、「寒い中に春の訪れを感じさせる日」なのです。

二十四節気を、さらに細かく分けた、七十二侯(しちじゅうにこう)では、立春の初侯は「東風解凍(こちこおりをとく)」となっており、東風が厚い氷を解かし始める時期、ということ。

さらに、立春を過ぎると、うぐいすが鳴きはじめ、九州など暖かい地方では、梅も咲き始めます。

まだまだ寒いとはいえ、寒さのピークを過ぎ、少しずつ春に向かう気配を感じる、そんな時期なのですね。

平年の立春の気温

関東地方では、一年で気温が最も低くなるのは、立春直前の1月28日~2月2日頃で、東京ではその時期の平均気温は5℃前後。

なぜ、このような寒さのピークに、「立春」などという名のこよみが、あるのでしょうか?

それは、前述のように、二十四節気が中国から伝わってきたことが、関係します。

この時期、日本はまだ寒さのピークですが、二十四節気のルーツである中国内陸部は、すでにやや暖かく、立春にふさわしい春の訪れが感じられるのです。

また、日本は中国内陸部より季節が遅れているとはいえ、もう少し東京都のデータを見ると、2月3日・4日(両日ともに5.1℃)から、平均気温は徐々に上昇していることが分かります。

このように、データから見ても、立春というのは確かに、(まだ冬まっさかりですが)春の足音が聞こえはじめる時期、といえるでしょう。

2018年の立春寒波

ところが、2018年の立春は、こよみとちがう動きを見せました。

2月4日、2018年の立春のこの日、北日本の上空5500m付近には、マイナス36℃以下の非常に強い寒気が流れ込み、西日本でも、上空1500m付近に、マイナス15℃ほどの寒気が流れ込んだのです。

全国各地に大雪をもたらした、この現象は「立春寒波」と名付けられました。

この寒波は立春後の数日間続き、2月5日~9日にかけて、平年の平均気温を大きく下回る、3~4℃台の寒さを記録したのです。

ラニーニャ現象の及ぼす影響

「立春寒波」という新語が誕生した、2018年の冬。

立春だけでなく、1月にも東京を、48年ぶり! ともいわれる記録的な寒波が襲いました。

これほどの寒波が、もたらされたのには、例年とちがう、何か理由があったのでしょうか?

その理由のひとつに、あげられているのは、ラニーニャ現象です。

ラニーニャとは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて、海面水温が平年より低くなり、その状態が1年程度続く現象(逆に水温が高くなるとエルニーニョ)で、これが起きると、世界中で天候が異常になります。

2017~18年にかけては、ラニーニャ現象のせいで、夏は異常に暑く、また冬はその反対に、よりいっそう寒くなりました。

それで、今後、ラニーニャ現象の起きる年は、立春寒波の来る確率は高くなる、と予想できるでしょう。

冬はいつまで?

さて、立春寒波にふるえたみなさんは、「この寒さはいつまで続くのだろう?」というのが、気になるところですね。

こよみ上は、前述の通り、立春の前までが冬ということになるのですが、実際には立春が終わっても、まだまだ冬は続きます。

世間一般的には、2月いっぱいを冬、3月になると春、という感じでいわれます。

しかし、3月になっても雪が降るような、冬日もあります。

冬が過ぎて、春になった!といえるのは、3月20日の春分の日、ではないでしょうか。

この春分の日、というのは、当時と夏至の、間にある日で、日照時間も、夜と昼の長さが、大体同じ(厳密にいうと日本では昼の方が少しだけ長いのですが)になります。

そして、桜が咲くころになると、昼の最高気温が、約15℃に達します。

体感的には、この15℃を超えると、快適に過ごせるといわれており、平年ですと、東京都の最高気温が15℃に達するのは、3月28日ごろ。

ここまで来れば、春の陽気といえる状態です。

立春寒波まとめ

  • 立春とは、毎年大体2月4日に迎える、二十四節気のひとつ
  • 立春直前に、寒さのピークを迎え、立春を過ぎると徐々に寒さが緩む
  • 2018年の立春には、”立春寒波”が来襲、これが新語となる
  • ラニーニャ現象の年は、立春寒波が来る確率が高い

ということでした。

こういうことをしっておくと、毎年、寒い冬を乗りきるための、心がまえができますね。

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