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土用の日にしてはいけないことがある? 誰も知らないその理由とは?

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土用の日って、どんな日ですかと聞かれて、「それは、あれでしょ、あの、・・・うなぎを食べる日だよね」と思われた方も多いのではないでしょうか。

でも、うなぎはどうも商売絡みの話で、本来は土用ってもっと違う意味があるらしいんです。

実は、土用に「してはいけない」行動、という決まりがあるって知っていました?

そもそも土用って、どんな意味で、どんな日なんだろうって、興味を持って調べてみたら、いろんなおもしろーい事実を発見しちゃったんですよ!

皆も、じっくり読んで、ぜひ飲み会で知ったかぶりしちゃってください(笑)。

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そもそも土用って何? どんな意味があるの?

土用の由来とは

土用とは、一言で言うと「季節の変わり目」のことです。

これだけだとよく分からないので、もう少し詳しく説明しますね。

土用は、もともとは中国から入ってきた「陰陽五行思想(いんようごぎょうしそう)」に由来する言葉です。

「陰陽五行思想」とは、簡単に言うと、「世界は、木・火・土・金・水の5つの要素で成り立っている」という考え方です。

さて、この5つの要素は季節にも当てはめられました。

その結果、次のようになりました。

春・・・木

夏・・・火

秋・・・金

冬・・・水

ここで不思議に思いませんか?

そうです、要素は5つ、季節は4つ。土が余りますよね。

その土は、どうなったかというと、「季節の変わり目」を割り振られたのです。

この季節の変わり目のことを「土旺用事(どおうようじ)」といい、これを省略して「土用」とよぶようになりました。

世界の五大要素なんて、何だか壮大なお話ですよね。

土用は1年に4回もあるって知ってた!?

ここでは、土用についてもう少しだけ詳しく紹介したいと思います。

「土」の要素が、季節の変わり目を割り当てられたことにより、土は他の「火」や「水」などと比べて、ある特徴を持ちます。

それは、「土用は1年に4回ある」ということです。

そうなんです! 四季の間にある季節が土用なんです。

ということは、夏だけじゃなくて、冬にも、春にもあるんですよ!

さあ、驚いたでしょ(笑)。

具体的には、立春・立夏・立秋・立冬の直前の18日間が土用です。

土用の最初の日を「土用の入り」、最後の日を「節分」といいます。

各季節の終わりの期間が土用とも言えますね。

ちなみに、この土用の期間に「丑の日」という12日に1度めぐってくる日が重なったのが、有名な「土用の丑の日」なんですね。

わー、深い、深い。

こんなことを知らずにいたなんて…

それもダメなの!? 土用にしてはいけないことって!?

土用とは神様と密接な関係がある

さて、土用の日のNG行動を紹介する前に、一つ重要なことをお伝えしなければなりません。

それは、土用と神様との関係です。

その神様とは「土公神(どこうしん、どくじん、どくしん)」といいます。

土公神とは「土」の神様で、土用の期間はこの神様の支配が強くなると言われています。

土公神が、どんな神様かというと、「自分の支配する土にちょっかいかけられると怒る」という神様なんです。

私は、これを知った時「怒らなくてもよいのに・・・」と思ったのですが、それはともかく、この神様が原因で土用の日にしてはいけないことがあると言われています。

土いじりをすると神様が怒る!? 意外と多い禁止事項

土用の日にしてはいけないこととして、土いじりがあります。

土公神が支配する時期ということで、土を動かすこと、土いじりをすると神様の怒りを買うことになり、祟りがあるとされているのです。

木を植えたり、家屋の増改築、ガーデニングといった土をさわる作業も禁忌とされているようです。

土が関係することは、ほとんど禁止と言えそうです。

旅行や引越しもNG!!

「九星気学」という占いの考え方では、土用の期間は「五黄土星」の気が強くなるそうです。

「五黄土星」とは、破壊や死というものを象徴するため、土用は何かを新しく始めるのには向かないと言われています。

とくに引越しをしてはいけないされています。

もし、その期間に引越しをしたり、新しいことをすると悪いことが起こるそうです。

旅行も同じ理由でしないほうが良いとされているのです。

土用の日は何もできない? 土いじりをできる日は?

やってはいけないことが多いように感じる土用ですが、土いじりをについては、ちゃんと救済措置というか、対処法があるのです。

間日(まび)を使う

土いじりをしてはいけない理由として、土公神という神様が怒るからとお話ししましたよね。実は、この神様って、いなくなる日があるんですよ(笑)。

その時なら、土いじりOK。仕事もできるようになります。

なぜ、神様がいなくなるかというと、その日は天上界に行かれるそうです。

その日のことを間日(まび)といいます。

間日に土いじりをしても神様が怒らないため、土用の期間中でも土を触ることができるんです。

何だか、怖い上司が出かけていった時に羽を伸ばすみたいで、面白いですね(笑)。

土用の前から作業を始める

一日で終わる作業なら間日を使えば良いのですが、数日間かかる作業だとそうはいきませんよね。

そういう場合の対処法もちゃんとありますので、ご安心を。

その方法とは、土用の時期が始まる前から作業をスタートさせることです。

土用の始まる前から作業を始めたら、その作業が土用の時期にかかっても問題ないとされています。

長期にわたる作業が予想される場合は、くれぐれも、開始する時期を間違えないように。

禁止事項=思いやり? 土用の日の過ごし方

土用の日にしてはいけないことは、逆に考えるとしなくても良い理由とも言えますよね。

季節の変わり目は、風邪に注意するようによく耳にしますね。

また、体のバランスと同じように心のバランスを崩しやすい時期でもあります。

そんな土用の時期は、土をいじったり、新しいことを始めたりしないで、ゆっくり過ごした方が良いよ、という昔の人の教えが、実は影にあるようなんですね。

外出はダメなので、衣替えのように次の季節のための準備をするのが、おススメな過ごし方です。

まとめ

四季それぞれに存在する土用の日は

・土いじり(土を触ること、家の改築、ガーデニング等)

・引越し、旅行、新しく何かをはじめること

を避けた方が良いとされています。

それは、どうやら、季節の変わり目だから、体調を崩しやすいので、ゆっくり休みなさい、という思いやりある気遣いから生まれた慣習のようですね。

勿論、生活をする上で、全てのことを「土用だからやらない」とは言えないと思います。

そんな時でも「土用の期間は体調を崩しやすいから気を付けよう」、「心も不安定になる時期だから、落ち着いて物事を決めよう」と考えれば、十分だと思います。

スローペースでね、って感じですね。

土用は、ずっと昔から親しまれている風習。

うつろう季節の情緒を感じながら、ゆっくり心身を休めましょう。

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