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5分で書ける! 読書感想文の非常識な書き方講座。親子の対話で子供も成長

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 夏休みには必ずと言っていいほど、宿題として出される読書感想文。

完成させるのに苦労したという人も多いのでないでしょうか?

私も小学生の時の読書感想文は、何よりも作文用紙のマスを埋めることだけを考えていたのを覚えています。

大人になった今なら書ける。でも、どう伝えたら小学生でも感想文が書けるのか、今回その方法をご紹介したいと思います。

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辛く孤独な作文用紙との闘い

私が小学生だったのは、今から20年ほど前になりますが、その時代にも読書感想文はありました。

大体、作文用紙〇枚以上という指定があり、どこに向かうかも分からない文章を書き始め、思いっきり迷走した感想文になったりしました。

特に小学校低学年くらいだと「本を読んで、感想を書く」という今までの人生でなかった初めてのチャレンジでした。

そんな時、私がどうしたかというと「本の最初の文から最後まで、一文に対して一つずつ感想を書く」でした。

どういうことかと言うと、例えば『太郎は勉強した』という文があれば、それについて「僕は太郎が勉強したことについてえらいなと思った」という風に書いていきました。

これを延々と、全ての文に、です。

今考えると「何でそんなことを・・・」と頭を抱えます。当然ですが、一文ずつ感想を書いているため、一向に話が進みません。

あまりの手ごたえのなさに「一体これは何をしているんだ」と泣けてきました。

ここまで極端ではないと思いますが、あらすじを書くのがメインになってしまったり、書き出しで鉛筆が止まったり、「面白かった、すごいと思った」で、それ以上何を書けば・・・となりがちですよね。

どうして読書感想文は書けないのか??

さて、「物語を読んで、どう感じたか?」「なぜ、そう感じたか?」というのは、読書感想文を書く際の、よくある教え方かと思います。

これは、言ってしまえば、大人の考え方です。

ある程度、人生経験があると「こんな時にはこう言う」ということが分かっていて、考え方のテンプレートがあるようなものです。

しかし、小学生くらいだと「いや、どう面白かったって言われても・・・」となっても、不思議ではありません。

文章に自分の考えをまとめるというのは、非日常的な抽象的な作業なので身構えてしまうものです。

何でもそうですが、慣れないことをするとギクシャクとして、普段通りには動けないのです。

この慣れない感じが、感想文が面倒で手を付けにくい原因です。

読書感想文を書くコツは「自分」に注目すること

読書感想文は、本を読んで自分の感じたものを書くものです。

当たり前のことですが、何かを感じるのは「自分」です。

本はあくまで材料、メインとなるのは自分の考えたこと、感じたことを書くのです。

しかし、前にも書きましたが、「何となく面白かった」で終わると困ってしまいます。

そもそも、初めて読む本についてそこまで、深く理解し、感情移入することはちょっとキビシイ要求じゃないかなーと思います。

でも、そんな小学生でもよく知っていることがあります。

それは、何かというと「自分のこと」です。

本については、よく分からない。

でも、自分のことならよく知ってますよね。

難しいことじゃなくて「これは好き、これは嫌い」とか「自分ならこうするのに」ということは、どんな小さな子どもでも考えるものです。

それを文章にしていくと感想文となっていくというわけです。

感想文は5分で終わる!

作文用紙を前にするとピタッと動きが止まるものです。

「書き出しはなんて書こうかなー」と思ったりすると一文字も書けず、やる気も落ちていきますよね。

私も「作文用紙2枚(800文字)なんてどうやって書くんだよー」とうんざりしてました。

でも、ですよ、800文字って、実際どのくらいの量なのか考えたことはありますか?

アナウンサーが話す文字数は、1分間に300文字が目安です。

つまり、2分も話せば作文用紙1枚半(600文字)になります。

何だか、ちょっとだけ簡単に思えてきますよね。

2,3分話した内容を文章にすれば、一気に感想文は出来上がるんですよ。

もっと言うと、誰かと話すと自分が何を考えているのかが分かります。

人に話すと考えがまとまってくるんです。

例えば、本を読んだ後に「本の中で誰が一番好きだった?」「本の中に入れたら、どんなことがしたい?」みたいなことを聞いて、会話をしてみたら5分くらいは話せるものです。

しつもんの魔力を使って、子供から感想文に書くべきことを、すべて引き出してあげるんですね。

親が代行して書くわけでもなし、書き方を教えるのでもない。

これならば、子供がいずれは自分で考えて、書けるようにもなっていきます。

画期的ではありませんか!?

うまく答えが引き出せたと思ったら、

「とりあえず、さっき話したことをそのまま書いてご覧」

と言ってみてください。

多少慣れなくても、文章として考えるよりも「会話として考える」方がずっと早く書けるのですよ。

まるで、ひとり口述筆記。

慣れれば、ものすごく簡単で、あっという間にできるようになります。

そして、親御さんのしつもんは、次に本を読むときにも頭に残りますから、考えながら本を読むクセがついていきますよね。

親子の対話も十分にできるし、一石二鳥、いや、一石五鳥くらいの効果があるのです。

まとめ

ちょっと画期的な読書感想文の書き方指南、いかがでしたか?

皆の勘違いを解く重要ポイントは、このふたつでした。

1.本のことではなく、自分のことを書く

2.「会話」で感想を引き出して、「とりあえず」文章にする

これをすれば、今年の夏休みの読書感想文はグッと楽になると思います。

楽しい休みを過ごすためにも是非とも試してみてくださいね。

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