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格安SIMで後悔しないために知っておくべきメリット・デメリット

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毎月のスマホ代って、結構バカにならないですよね。

月々の利用料は大体7千円~1万円が相場のようです。

スマホ代を少しでも安くしたいから、やっぱり今はやりの格安SIM(シム)、格安スマホが気になります。

そもそも格安SIMって何? どういうメリット、デメリットがあるの? どんな人に向いているの?

そんなベーシックな疑問に、明解にお答えします!

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格安SIMとは?

携帯電話にはSIM(USIMともいう)カードが入っていて、これは通話・通信をするために必要なものです。

今までは、大手キャリアが販売するSIMカードと携帯電話をセットで契約する、というのが一般的でした。

ところが、数年前から、スマートホンのSIMフリー化にともなって、MVMOとよばれるシステムが出まわりはじめました。

これは、大手キャリアの回線をMVMO事業者が借りて通信・通話サービスを提供する仕組みのことです。

MVMO事業者は通信プランを格安で提供しますので、MVMO事業者が提供するSIMは格安SIMと呼ばれるようになり、世間に出まわるようになりました。

平たく言うと、ドコモ、AU、ソフトバンクのような大手通信事業者ではない会社が出している安いSIMカードのことですね。

もちろん安くて大手キャリアと同じような使い勝手であれば、みんなが「SIMフリー」という携帯に買い換えて、格安SIMに乗り換えるはずです。

でも、実際にはまだまだ大手キャリアの利用者もたくさん残っています。

そこには当然、メリットとデメリットがあるはずですね。見ていきましょう。

格安SIMのメリット

①:料金が安くなる

これは最大のメリットです!

ある調査によると、格安SIMは通話付きプランで大手キャリアの約4割、通話なしプラン(インターネットの利用のみ)では約3割の金額で利用出来るということです。

超ざっくりな計算ですが、もし4人家族で年間のスマホ代が50万円かかっていたとしたら、格安SIMへの切り替えでなんと年間30万円も節約できる見込みがあるわけです!

3年で軽自動車が買えちゃうレベルの節約、これはすごい!

②:2年しばりから解放される!

大手キャリアのスマホを使っているあなたなら、2年しばりの面倒についてはよく知っておられるでしょう。

不満があるのに契約期間が残っているから変えられない…はがゆいですよね。

それが今のところ格安SIMの場合、しばりはないか、あっても1年です。

格安SIMの業者は多数ありますので、試してみてダメだったら即、乗り換えられる、というのは大きなメリットですね。

③:スマホを買い替えなくてよい!

大手キャリアの場合、スマホを2年分割で買うようになっています。

そして分割を支払い終わったらそのまま使ってもいいのですが、買い替えた方が毎月の料金からの割引があるので、それに乗せられて大体2年ごとに買い替えてしまいます。

新しい機種になるのは楽しいことですが、かといってデータの移し替えや再設定がけっこう面倒臭かったりしますね。

微妙に操作方法も変わっていたりとか、慣れるまで多少面倒です。

格安SIMの場合、SIMフリーのスマホがあればどのSIMでも入れるだけで使えますので、今使っているスマホに不満がなければ、そのまま使い続けることができます。

 

格安SIMのデメリット

しかし、これだけメリットの多い格安SIMでも2017年3月の時点で利用者は15%にとどまっているそうです。

存在や、メリットが十分に広まっていないのはもちろんですが、下記のようなデメリットがあることも、その一因。

導入には、両方を検討する必要がありますね。

①:アフターサービス

大手キャリアは店舗を構えていますので、お店の人にいろいろ質問できます。

コールセンターや保証体制、キャンペーンも充実しています。

たとえばソフトバンクはスーパーフライデーというキャンペーンをやっていて、2017年6月には毎週金曜日、セブンイレブンでアイスクリームが1個もらえる、というのがありました。

でも格安SIMはどうでしょう?

まず、問合せは基本メール対応になります。電話での対応窓口も設けている会社も多いですが、店舗対応はまずありません。

スマホをセットで購入した場合、保証はその販売元独自の内容、あるいはメーカー保証になりますので、きちんとしているかよく確認して購入する必要がありますね。

キャンペーンもその会社によっていろいろですが、大手キャリアと同じような大々的なものは期待できないかもしれません。

②:通信速度が遅い?

ネット上を検索してみますと、格安SIMに乗り換えてから遅くなった(怒)、という声が目立ちます。

格安SIMの業者はほぼドコモの回線を利用しているため、理論的にはドコモと同じ速度が出るはずなのです。

しかし「火のないところに煙は立たぬ」と言いますので、実際にはドコモと契約した場合と比べると差があるようです。

格安SIM各社の速度比較のサイトもいろいろとありますので、そういった数値も参考にして選ぶ必要がありそうですね。

この部分は別記事で取り上げていますのでそちらもご覧ください。

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③無料通話が少ない

大手キャリアの契約ではかけ放題プランが一般的ですが、格安SIMの場合かけ放題プランを提供している業者はいまのところ限られます。

ただし、一定以内の回数・一定以内の時間であれば、通話料がかかることなく月額料金のみの定額で利用できるプランはあります(1回の通話10分までなら何度でも無料、など)。

最初からついている無料通話も少なく、通話料金の相場も大体30秒20円と高めです。

それで、通話が主目的のひとはまだまだ3大キャリアの契約者が多いわけです。

④:メールアドレスが変わってしまう

大手キャリアを長年使ってきたひとは、その会社が提供するメールアドレス(ドコモなら@docomo.ne.jpなど)を連絡先としてたくさんのひとに知らせてしまっているため、解約によってそのメールアドレスが使えなくなるのは大きな痛手です。

また、インターネットバンキングのなかには、大手キャリアの携帯メールアドレスがないと不便が生じるところもあります。

たとえば、ゆうちょダイレクトは初めての相手に1日に5万円以上の振込をする場合、大手キャリアの携帯メールアドレスの登録がないとできないようになっています。

⑤SIMフリーの携帯でしか使えない

基本的なことですが、格安SIMはSIMフリーの携帯にしか使えません

自分の持っているスマホがSIMフリーかどうかを確認するのを忘れないでください。

もしSIMフリーでなければ、SIMロック解除が可能かどうか、契約したお店で聞くなどして確認しましょう。

私にはどっちが向いているの? その決め手は?

では、ここまでのメリットとデメリットをふまえて、3つのタイプのユーザーにどちらが向いているのか考えましょう。

通話ほとんどなし、データだけ使用する派

これは明らかに格安SIM向きですね。

もし通話を少しくらいはするとしても、通話付きのプランを使えば大丈夫。

通話料金は若干高めですが月額使用料が安いのでトータルで安くなります。

ただし前述のように回線速度に関しては速度比較のサイト等でよく調べる必要がありそうですね。

使い始めてからも、もし速度に不満があるようでしたら別の格安SIM業者への乗り換えも検討できるでしょう(ただし多くの場合新規の契約事務手数料が3000円程度+MNPの場合その費用もかかります)。

通話がほとんど、データの使用量は少なめ

この場合、格安SIMのかけ放題プラン(といっても大抵は1回につき5分以内などの制限あり)の内容をよく吟味し、自分にあったかけ放題プランがみつかれば、現在の料金と比べて節約になるかどうか検討できます。

今の大手キャリアのかけ放題プランが自分にあっていると感じる場合、データの使用量が少ないのであれば今より毎月のデータ容量が少ないプランに変更できないか調べてみると良いかもしれません(今7GB/月の契約であれば、5GB/月や3GB/月に減らせないかどうか)。

また、そもそもスマホはインターネットのために持っているわけですが、たまに出先でほとんどインターネットを使わないのにスマホを持っているひとがいます。

そして家には固定回線のインターネットが引いてあってWIFIが使えたりします。

このような場合はいっそのことスマホをやめて、ガラケーの契約にし、もしラインやフェイスブックのためにインターネットがどうしても必要なら、パソコンやWIFI版のタブレットでする、というのもありでしょう。

通話もデータもがっつり使う

この場合の解決策はふたつあります。

ひとつは、通話は大手キャリアのガラケーを契約して、スマホは格安SIMを使う、という方法です。

でも携帯2台持ちは面倒くさいですね。

もうひとつは最近はじまった、楽天モバイルの24時間かけ放題プランを利用する方法です。

ただし、こちらは110番等の緊急電話の発信が出来ませんし、専用アプリのインストールが必要(普通の方法で発信しても割引されない)等、若干面倒なこともあります。

また、24時間かけ放題だけに料金もそこそこしますので、利便性を犠牲にしてでも乗り換える価値があるかどうかはよく検討してください。

まとめ:しっかり検討、スパッと切り替え!

せっかく家族全員乗り換えたのに期待外れで後悔先に立たず…てなことはなるべく避けたいですね。

かといって不安ばかりが先に立つとずっと大手キャリアの2年縛りに縛られたままになります。

・アフターサービスは大丈夫?

・通信速度についての評判はどうか?

・無料通話が少なくてもよいか?

・メールアドレスが変わっても支障ないか?

以上のデメリットをしっかり検討したうえで、メリットの方が大きいと感じたら、スパッと切り替えるいさぎよさも必要です!

家族全員大手キャリアのユーザーなら、まずは試しにひとりだけ格安SIMに切り替えてみる、というのもよいかもしれません。

浮いた携帯代金で何を買うか、家族で話し合ってみるのも楽しいかもしれませんね。

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